去年は残念ながら旅行することが出来なかったので、今年はどこか行けたらなーと思っていた矢先、
ロビパパの平日休暇が取れることになり、思い切って出掛けることに！
こんないい季節に行けるなんて、この先無いかもしれません。
大好きな飛騨高山に行くことにしました。
ロビ家のワン達ももう１２歳と１０歳という、すっかりシニアの域に入っています。
あまりガッチリ予定は立てず、ゆるゆるスケジュールでいつでも変更可能なくらいの気持ちで！

朝５時過ぎに出発。
先月開通したばかりの新東名を走って、まずは出来たばかりの新しいSAで朝ご飯しましょーと
適当に「ネオパーサ静岡」にて休憩を取りました。
だけど、まだ７時前、あれ〜っ、食べる所は開いていない様子。
ちょっと歩いてみると、外れにはドッグランもあり、もちろん誰もいません、
久々のドッグランでちょっとだけワンズを放牧させてあげました。
７時頃にはお店も開店しだし、私達も静岡おでんでお腹を満たしました。

まだまだ先は長い、ほどほどにして出発。
新東名はアップダウンも緩やかで真っ直ぐな道が続き、かなり退屈。景色も殆んど山だし。
でも途中で出てくる電光掲示板には、東名より新東名の方が合流までの到達時間が早いことを示している。若干ですけどね。
今日の場合は平日だし、本当にガラガラの新東名でした。
東名に合流すると、車の量も一気に増え、二車線になり、急に道の狭さを感じる。
名神、東海北陸自動車道を順調に進み、お昼前に最初の目的地に到着。

飛騨高山の荘川町にある「荘川さくら」。
開花情報では桜の満開のピークはGWだったようですが、まだ観られるかも！と期待して。
御母衣ダムの建設でダム湖に沈むところを人々が救ったという樹齢５００年余の２本の巨木桜で、
今は御母衣湖畔で毎年見事な桜の花を咲かせているそうです。
満開だったら見事だったんだろうな〜やはり葉桜となっていましたが、その大きさは見事！
桜もまだ少し残ってくれていて、散る様もきれいでした。

"桜の木"鑑賞...もあっという間に終わり、荘川のお蕎麦食べたかったのだけど、少し戻らなくてはならず、
このままのルートを行けば白川郷だーって、意気込んで出発しました。
そうそう、６年前に白川郷に来た時はまだ高速道路が繋がっておらず、この下道を通ったんだった。

雪の残る穂高連峰を前方に望みながら、３０分程であっという間に到着。
前回は８月だったので暑い思い出しかなく、ロビ達は集落を歩くことは無かったのです。
今回は一緒に散策を楽しもうね！

６年前と同じく、集落に入る手前で写真を撮ってみました（左が今回、右が６年前）
前回は田んぼも青々とていたのだけど、今年は寒さのせいもありこれからが田植えで、全体的に"茶っぽい"印象です。
でも、さすが世界遺産であるこの村は変わることなく在り続けるのですね！

車を降りずにまずは集落が見渡せる高台へ。
ここから見る景色も変わることなく、やはり素晴らしいです。
前回は夏、今回は春、と四季折々の白川郷はそれぞれに感動です。
秋と冬...いつか見に来られるかな。

以前は集落の中にあった駐車場が無くなり、庄川をいう大きな川を挟んだ向こう岸に巨大駐車場が出来ていました。
庄川に架かったつり橋を渡って集落に入ります。

２時半頃、白川郷を後にし、まだ時間があるので、お宿に行く前にもうひとところ、寄ることにしました。
さっき来た道を戻り、再び荘川町へ。
この辺一帯はそばの産地でもあり、日本一というそばを挽くための五連水車があります。
到着すると、だだっ広い駐車場はガラ〜ンとしていて、本当に観光名所にしてるの？って目を疑う。
水車は回っていたけど、製粉小屋の中は荒れていて、巨大な石臼も使われていないように見える。
せっかくの巨大水車は寂しく佇んでいただけだった。

荘川から高山まで高速を使いさらに高山市内を抜けて本日のお宿「高山わんわんパラダイス」に到着。
速やかにチェックインを終え、トイレのため敷地内のお散歩コースを歩き、
アイちゃんがどうしてもドッグランに行くーっていうので、先に遊んでいたグレートピレニーズさんご一家に
ご挨拶をし、入れていただきました。
あっ、もれなくサンクも一緒です。
ロビちゃんは歩くほうがいいので、ロビパパ＆ロビと別行動に。
トイレも終わってすっきり顔のロビちゃんも合流したところで、お部屋に入りました。

夕食の６時半までゆっくりお部屋で過ごしました。
フロントの台の上で美味しそーに冷やされていた飛騨牛乳とコーヒー牛乳を購入し、お部屋でのお楽しみ♪
ワンズは自分もいただける！と思っているらしく、お部屋チェックもそこそこにすぐに落ち着いてくれました。
ロビちゃん、ガン見〜（笑）
あまりにも欲しそうなので、濃い牛乳の方だけ、最後の一滴づつをなめなめなめ、なめなめなめ。。。


ここのお宿、食事が美味しいので楽しみです。
今回は飛騨牛ステーキの付いたコースをお願いしました。
いつも旅行ではそうなのですが、途中途中での食事はしっかり出来ないことを見越して、お宿の食事は豪勢にしています（笑）
そして、今回はさらに追加で、飛騨牛のにぎりもお願いしちゃいました〜めっちゃ楽しみ♪
長かった連休明けの平日とあり、今日のお泊りは５組だけのようです。
いつも丁寧な接客をしてくれますが、今日は席も飛び飛びで、さらにゆったりのお食事となりました。
犬宿でここまでのお食事を出してくれるなんて、嬉しいです。
もちろんワンズも同席できます。
ステーキを焼き始めたらいい匂いが漂って来たのでしょう、ロビのスイッチが入っちゃって、大汗掻きました。
何とか落ち着かせ、黙らせて、食事続行。
たくさんのお料理をゆっくり時間を掛けて戴けるなんて、本当に幸せ〜！
ごちそうさまでした、大変美味しゅうございました。
気が付けば私たちが最後でした。
２時間半の食事は、ちょっとワン達にはかわいそうだったかな。

反省反省。
お部屋に戻って、順番に、まず私から温泉へ。
ロビパパに、お風呂の前に外に連れ出してもらったワン達も満足して寝てくれるといいな。
１１時過ぎには睡魔が襲ってきて、眠りに就きました。

早寝のお陰で、朝５時半にはお目覚め〜年寄りかっ！（笑）
昨日から天気予報が気になっていましたが、どうやら午後から各地で雨が降り出すようです。
一応スケジュールは立ててましたが、昨夜ロビパパがフロントのお兄さんにお薦めの観光スポットを聞いていて、
そんなに薦めて下さるなら！とネットで調べて、その場所の情報を頭に入れ、
朝ご飯も早い時間に変更してもらい、ご飯の後すぐに出られるよう荷造りを済ませました。

朝食は和食でした。
今までのお泊りではいつもバイキングスタイルでしたが、お客さんが少ない平日は、
こうやって一人一人席でゆっくり食べられるみたい。ワン達もいるので席を立たなくていいのはありがたい。
「朴葉の上でネギと味噌を炙りながらご飯と食べる」なんておいしーいっ！ご飯おかわりしました(^.^;)
急いでいても、しっかり朝食いただきました。

ワン達を先に車に連れて行き、ロビパパにチェックアウトをお願いし、荷物を運び出し、いざ出発！
向かうは、木曽路「中山道 馬籠宿」です。
途中までは、上高地や松本へのルートなのですが、木曽路へ向かう道に入った途端、全く車がいなくなった。
しかも細いくねくねの山道。
野麦街道と大きく描かれているトンネルがありました。

そして一緒に絵が描かれてました、「ああ野麦峠」の描写なのでしょうか。。。

ナビを頼りにひたすら、ひたすら走り続け、９時前には出発したからほぼ３時間掛かってやっと到着しました。
「中山道　馬籠宿」です。
馬籠宿（まごめしゅく）は、中山道４３番目の宿場だそうです。（中山道六十九次：江戸時代に栄えた五街道の一つ）
石畳の敷かれた坂に沿う宿場で、火災で焼失するも今は復元されて、石畳の両側にはお土産物屋がならび、
一般の家でも当時の屋号をかけるなど、史蹟の保全と現在の生活とを共存させているそうです。
こういう宿場町を訪れるのは初めて、薦めて頂けてよかったです。
ロビ達と一緒に石畳の宿場町を歩き、ちょっとおいちいモノもいただきました！

アイちゃん、栗まんガン見〜（笑）
って、こちらでお茶などいただいていたら、雨降ってきてみるみる内にアスファルトはビッショリなほどに。
車を停めさせて頂いたお土産物屋さんまで一気に下り降りました。。。
どうやら本降りの様子、もう雨も止みそうにないので、今回の旅行はこれまでに。
後は再び新東名に乗って帰りましょー。

今回は平日の旅行とあって、すごく気楽な旅が出来ました。
人混み、渋滞、ワンちゃんとの遭遇...そういった事も殆んど無く、ロビ達もリラックスしてくれていた様子。
ただ、やっぱりロビ家は雨に遭うのね（笑）
でも、過ごしやすい気温だったし、とっても楽しかったー！！
[完]